概要

管理画面から出力できる「CSVデータ」のレイアウト編集や、項目名等の変更が可能です。

システム設定 > カスタムCSV管理

画面の開き方

システム設定 > カスタムCSV管理 を開く方法は、二通りあります。

操作方法

[CSV出力設定]タブ(例:注文CSV)

STEP
対象CSVの編集画面を開きます

CSVの用途ごとに、編集画面が異なります。
今回は、ダウンロード時の注文CSVを対象とします。

ダウンロード/インポートの違い(注文CSVの場合)

同一種類のCSVに対する設定でも、「CSVを出力するダウンロード画面」用、
「CSVを登録するインポート画面」用と、それぞれ設定が必要です。

  • ダウンロード
    受注 > 受注一覧 の [伝票出力CSV出力パネル] に表示される内容
  • インポート・エクスポート
    受注 > 受注CSV登録 に表示される内容
STEP
「カスタムCSV設定」を変更します

CSVの名称や表示の有無など、任意の設定を行います。

各項目解説はこちら
項目内容
CSV名*CSVの名称が設定できます。初期値として各CSV名が登録されています。
変更すると、CSV出力パネルに表示される「名称」に反映されます。
CSV種類CSVの種類が表示されます。こちらは変更不可です。
用途CSVの用途(ダウンロード、またはインポート・エクスポート)が表示されます。
表示有無*CSVを使用する設定画面での表示有無の設定です。
非表示にすると、カスタムCSVの一覧ではグレーアウトされます。
初期値は「表示」です。
出力オプション*
  • ヘッダ行
    項目名が記載される見出し行の出力有無の設定です。
    初期値は「出力する」です。
  • 項目内の改行コード置換
    項目内の改行について、置換処理有無の設定です。
    初期値は「なし」です。
明細出力オプション
※[出荷]・[販売]のみ
STEP
「出力項目設定」を変更します

基本的な画面操作方法は、以下の動画を参考にしてください。
※ご利用の基幹システムや送り状発行システムの仕様を確認のうえ、適宜項目を整理します

各項目解説はこちら
項目内容
CSV出力しない項目CSVに出力しない項目の設定です。
「CSV出力する項目」から該当の項目を選択し、左に移動するボタンをクリックすると移動します。
CSV出力する項目CSVに出力する項目の設定です。
「CSV出力しない項目」から該当の項目を選択し、右に移動するボタンをクリックすると移動します。
項目順は上下に移動して変更することが可能です。
【初期設定に戻して登録】ボタン登録した内容を初期化し登録する設定です。
出力項目設定、変換設定が初期化されます。
※項目は「CSV種別」の初期値に設定されます。
STEP
設定完了

想定通りのCSVが出力されるかご確認ください。

[CSV項目設定]タブ(例:注文CSV)

出力したCSVの項目名(ヘッダー)の変更や、変換設定ができます。
※項目一覧でグレー背景となっている項目は、CSV出力しない項目です。

参考:「カスタム項目名」に設定した項目が反映されます

各項目解説はこちら
項目内容
表示順項目順が表示されます。
NO項目に自動付与される番号が表示されます。
項目名項目名が表示されます。
カスタム項目名項目の名称を変更できる設定です。
初期値は空欄となっており、設定しない場合は「項目名」が反映されます。
ヘッダ項目名を空欄に設定したい場合は、カスタム項目名に[空白]と登録してください。
空白で設定した項目に値が入っている場合、カスタム項目名はそのまま出力されます。
アップロード(インポート)の場合、各CSV登録画面の「CSV項目情報」にも反映されます。
バージョンバージョンアップ時に項目に変更がある場合更新されます。
セキュリティ属性セキュリティ属性を指定します。
CSVファイルを出力時にセキュリティ属性に応じて、項目の内容をマスキングして出力します。
詳細については<こちら>をご参照ください。
エクスポート変換設定

CSVの出力/取込時に項目を変換する設定です。
+ボタンをクリックすると変換設定が表示されます。
変換は組み合わせて設定することも可能です。(全角変換+前後スペース除去など)

  • 半角変換
    半角に変換されます。
  • 全角変換
    全角に変換されます。
  • 空文字
    値の有無に関わらず空欄で反映されます。
  • 固定値
    テキストボックスに入力した値が反映されます。
  • 前後スペース除去
    前後のスペースが削除され反映されます。
    半角スペースのみが対象です。全角の場合は除去されません。
  • 文字列置換
    テキストボックスにて設定した文字列に置換されます。
    置換元文字列と置換後文字列を「|」、複数指定の場合は「,」で区切ります。
    例)男→男性、女→女性に置換する場合:男|男性,女|女性
  • 文字列部分抽出
    テキストボックスにて設定した条件で文字列が抽出されます。
    例)文字列の3文字目から4文字取得する場合:2|4
    最初の文字の位置は0、2番目の文字の位置は1となっています。

ヘッダ項目名を空欄に設定したい場合

空欄にしたい項目名のカスタム項目名欄に [空白] と入力し、登録してください。

CSVデータ上では、 [空白] に設定したヘッダ項目名が空欄に変更されました。

注意事項

  • 出品商品CSVは本機能で編集することはできません。
  • CSV出力パネルのプルダウンに表示されるCSVの並び順はカスタムCSV機能のCSV一覧と同じです。
    並び順は移動ボタン「上へ」「下へ」から変更することが可能です。※IDの先頭5桁が同じ場合のみ

補足事項

連携先や業務内容によって出力項目が異なる等、
レイアウトを複数登録しておきたい場合は、「CSVレイアウト登録機能」をご利用いただくことで、
レイアウトを複製し、複数のテンプレートを保管できます。

複製元のレイアウトの編集画面にて、右上の【複製する】ボタンをクリックすると、
新規にレイアウト(○○の複製)を作成します。※ボタンクリック時に複製先の編集画面に遷移します。

複製したレイアウトは、カスタムCSV一覧にて「削除」リンクより削除できます。